エクレールのサイトをご利用の皆さん、こんにちは!
高バド部長の出口です。
長らくお待たせ致しました!今回は、海城バドミントン部OB戦に関する記事です。
2018年2月4日(日)に、海城中学高等学校アリーナにて、海城バドミントン部OB戦が開催されました!現役部員は、高二10人高一1人中三9人の計20人が参加し、一方、OBさんや外部の方々は計19人が参加されました。
今回は、この大盛況となったOB戦を、OB戦を企画していただいた佐野先輩と共に振り返って行きます。最後まで読んでいただくだけでなく、ぜひコメントもよろしくお願いします!
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まずは、どんな会だったのかを振り返って行きましょう。午前は出口、午後は佐野先輩が執筆しました。
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午前の部は、9:00から現役vsOBの団体戦を行い、その後は13:00から午後の部が始まるまで、各自昼食を取りながらフリーというものだった。
まず最初は、出口の要望により行われた、2複3単の団体戦だ。
我々高校バド部は1月に行われた団体戦で悔しい敗北を喫していた。試合の経験値の少なさが、敗戦の要因の一つでもあった。今回のOB戦は、敗戦のリベンジとして良い機会だったため、なるべく公式戦のような雰囲気で試合を行った。
結果は下記のスコアの通りである。現役部員は終始OBさんに押され、悲惨な結果となった。
他の人がどんな試合だったのかは残念ながら僕は見ていないのでわからない。ただ僕の試合に関して言えば、ダブルスでは三球目の質が圧倒的に相手の方が高く、長いラリーにならないことがほとんどだった。また、練習してきたアタックも通用せず、最後まで決めきれたラリーは0だった。シングルスは、上からのショットでミスが多く、全く流れが掴めなかった。反省点ばかりの団体戦となった。
各自団体戦の反省をしたら、今度は相互に申し込みを行うフリーとなった。コートが空くことはほとんどなく、積極的に試合が行われた。
これも僕は回りを気にすることもなく、自分がずっと試合をしてしまったので、他の人がどんな試合をしていたのかを知らない。
僕は、ダブルスの向上が急務なため、ほぼずっと小玉と組んでダブルスの試合をしていた。試合を重ねることで、また試合後にきちんと話し合いをすることで、徐々に良いラリーが出来るようになっていった。スマッシュのコースが人に行き過ぎていたことや、三球目でバックを突かれると非常に弱いこと等を少しずつ修正していったことが良かった。西山先輩/沼田先輩ペアに、団体戦でのリベンジも果たせた。
僕はダブルスだけをやっていた訳ではなく、シングルスも一試合やった。二階堂先輩との対戦では8点しか取れず、完敗した。動きのスピードとショットのコントロールで圧倒された。
午前の部はこうして、たくさんの試合を行って、良かったところや悪かったところをたくさん見つけることができた。これは僕だけでなく、全ての現役部員がそうであったと思う。
下記、午前の団体戦のスコアです。現役を主観にして書いてあります。
【現役vsOB】(午前)
一軍
●2ー3
D1:出口/小玉●11-21.13-21西山/沼田
D2:臼井/大平●6-21.16-21二階堂/針谷
S1:雨宮●15-21.14-21吉田知
S2:出口○21-19.21-17鈴川
S3:馬○17-21.21-18.21-19石井
二軍
●1ー4
D1:野口よ先輩/山本○21-11.21-18谷津/高橋.松下
D2:江藤/木村隆●12-21.13-21野口貴/佐野
S1:木村恒●14-21.18-21吉田蓮
S2:江藤●12-21.20-22小林
S3:松木●11-21.8-21田口
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午後の部は、中学三年生も合流して大所帯となりました。
午前中が対抗戦だったということもあり、現役OBの連合軍による団体戦を行いました。10人のチームを4つ作り、トーナメントで優勝を決める想定でした。現役とOBのペアでの5Dでの団体戦。交流の促進とペア目線でのアドバイスを実現できたと思います。
比較的和やかな雰囲気の団体戦がスタート。和やかといいつつも観客がつくくらい白熱した試合を繰り広げるコートもあり、良い盛り上がりを見せていました。
現役もOBもみんなバドミントンを楽しめていたようでした。
個人的にフィーチャーしたい試合が、沼田・斉藤ペア vs 松下・小林ペアの試合。
松下さんもしばらくバドミントンしていないらしいし、小林も社会人になったし、沼田・斉藤ペアの圧勝だろうと思っていました。
松下・小林ペアは、松下さんを前に据えたミックスダブルスで応戦し、小林がコートの7割もカバー。
小林の体力もほとんど残っていなさそうなのに、ひたすら動きひたすら飛び込み、じわじわ点を稼いだ結果、
ファイナルセットのデュースまでもつれ込む大接戦。
最終的には沼田・斉藤ペアが勝利しましたが、二人もひやひやしながら戦っていたのではないでしょうか。
そんなこんなで、当初は1試合を1h強で回す想定でしたが第一試合が約2hもかかってしまい、決勝戦はナシ。
じゃんけん3本勝負の結果、富澤チームが優勝という結果になりました。
優勝商品として、コンビニで買ったお菓子を贈呈しました。
以下、午後の団体戦のスコアです。OB/現役の順で書かれています。
【OB現役混合】(午後)
野口チームvs田口チーム
○3ー2
D1:吉田知/出口○21-14.21-19田口/小玉
D2:野口貴/長野○21-15.21-17石井/大平
D3:西山/小野●21-17.17-21.16-21吉田蓮/木村隆
D4:野口よ/木村恒○21-11.21-18和栗/馬場
D5:吉田知/臼井●10-21.14-21田口/下西ノ園
富澤チームvs谷津チーム
○3ー2
D1:富澤/山本●21-19.13-21.18-21小林/纐纈
D2:沼田/松田○21-14.21-17鈴川/川口
D3:針谷/松木●12-21.20-22谷津/雨宮
D4:佐野/馬○21-12.21-12高橋/江藤
D5:沼田/斉藤○21-16.15-21.23-21小林/松下
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最後は、今回、このOB戦を開催するにあたり、メインで活躍した、出口と佐野先輩それぞれの感想で締めくくらせていただきます。
・出口
成熟した部活というのは、部活を構成する部員、部活を見守る顧問や指導者、そして部活を支えるOB、これら三つの要素がきちんと揃っている部活のことを言うのだと僕は思います。今回の大盛況のOB戦は、海城バド部が部活としてかなり熟していることを暗に示しているのではないでしょうか。
このOB戦の実現までの道のりは決して平坦ではありませんでした。バド部の顧問と、毎週日曜日に体育館を使用するバスケ部の顧問と、佐野先輩との三枚の板に挟まれ、非常に苦労しました。ただ、僕だけが苦労していた訳ではありません。OB戦を提案してくださり、OBさんを集めていただいた佐野先輩には感謝しかありません。また、日曜日を潰して来ていただいた清水先生やOBの皆さんや外部の方々、本当にありがとうございました。
こんなにも大勢の方に来ていただけるとは全く予想しておらず驚きでしたし、海城バドミントン部員という一つの共通点でこれほど多くの方が一堂に会することに感銘を受けました。
来年もOB戦は開催される予定で、現在は引き継ぎ作業を行っています。悲しいことに、僕は行けませんが、来年もきっと素晴らしいOB戦が実現出来ることでしょう。
また、現役側からはこれからも、このサイトから色々なことを発信していきます。ぜひこのサイトを介して、これからもご声援をお送りください。
それでは、またお会い出来る日を楽しみにしております!
・佐野先輩
OB戦の時に何度か話題になりましたが、8年程前の僕が現役の頃はやっとOBが合宿に顔を出すようになった時期で、それ以前はほとんど交流がなかったそうです。今回最年長で来てくださった、田口先輩・谷津先輩・野口先輩の代の方々が積極的に現役側に顔を出してくださり、徐々に現役とOBが交流する文化が醸成されていったそうです。
ここ数年OB戦が開催されず、現役とOBの大きな交流は合宿のみでした。一方でOBはOBとして繋がりを持っていたので、せっかくだったら思い出の海城高校でバドミントンをすることを通した交流も実現しようと思い、今回OB戦を復活させました。
出口くんも言ってくれていますが、OBが現役を支えるという構図は素晴らしいものであると僕も考えています。そしてそれが実現できているところはとても少ないと思っています。今回のOB戦が、その文化の発展に貢献できたら嬉しいと思っています。
僕は昨年も一昨年も合宿に参加しましたが、毎度現役の成長の速さに驚かされます。フットワークが綺麗になっていたりショットが多彩になっていたり、スマッシュが速くなっていたり。
今回もそれが強く実感できて嬉しく感じたとともに、次回以降また現役とバドミントンするのが楽しみになりました。
最後になりますが、日曜日にも関わらず顧問として来てくださった清水先生、本当にありがとうございました。先生のサポートのおかげでOB戦を実現することができました。
そして参加いただいた皆様、ありがとうございました。参加できなかった皆様、ぜひ次回以降ご参加ください!
次回お会いできることを楽しみにしています。
(23年卒:佐野、高2:出口)