エクレール投稿係の馬です。実りのある青春真っただ中で多忙なため、かなり投稿が遅れてしまいました。申し訳ありません。
以下、中学三年生の高校生OPの結果と感想です。
以下、中3ペアのスコアです。
纐纈/長野
一回戦○21-18、21-13(日大鶴ヶ丘)
二回戦○21-11、21-17(新宿高校)
三回戦○21-13、21-9(淑徳高校)
準決勝●21-19、10-21、20-21(第三商業)
鈴木/馬場
一回戦○21-12、21-8(日大櫻丘)
二回戦○21-9、21-11(大東学園)
三回戦●9-21、20-21(松陰高校)
川口/坂本
一回戦○21-7、23-21(日大櫻丘)
二回戦○13-21、21-20、21-20(淑徳高校)
三回戦●13-21、15-21(明大中野)
齊藤/下西ノ園
一回戦●21-17、19-21、17-21(淑徳高校)
纐纈/長野ペア
こんにちは、中三の纐纈真基です
高校生OPにおける各試合ごとの感想を以下に綴りました
第一試合 vs日大鶴ヶ丘
高校バド部に入部して初めての大会であったため、僕も長野も緊張していたと思う。
正直言って”コースを狙おう”だったり”積極的に攻める”というような意識はしていられなかった。ただ、試合中に長野が発した”上げていればミスってくれる”という言葉で相手を見るという面では冷静になれた。その言葉通り相手のミスでなんとなく初戦を突破したが、次回から参加する三部では初戦から飛ばしていかなければならないと痛感した試合だった。
第二試合 vs新宿高校
二回戦は気の抜けた試合になってしまったのが心残りだ。
第1セットを順調に取り第2セットもマッチポイントを手にしたというとき、完全に僕らのスイッチが切れてしまい、6点ほど連続で取られてしまった。2球目のサービスレシーブすら何度もアウトにしてしまい、点差が縮まるにつれてどんどん自分たちの焦りは増してラリーの質が格段に下がった。最後のポイントを手にしても勝ったという実感はなく、悔いだけが心中に残っていた。そして、気持ちの切り替えができずふわふわしたまま第三試合に挑んでしまった。
第三試合 vs淑徳高校
この試合を勝てばベスト4入りでメダル確定という大事な試合を前にしていたが緊張はなかった。緊張よりも”一球を無駄にしない”などなど、何をするべきかを考えていた。過去の二試合で相手よりも自分らの問題が目立ったため、少しでも改善しようと意気込んでいた。しかし、相手は長野が上手いと言っていたペアを逆シードながらも破り、勝ち上がってきた相手。プレッシャーはこの日一番だった。
いざ戦ってみると試合は一瞬で終わった。自分らの持てる全ての力を出せたわけではないが、第一、二試合よりは数段改善されたと思う。それでも優勝にはまだまだだと感じ、集中力を高めた。
第四試合 vs第三商業
決勝進出まであと一歩に迫ったわけだが、浮かれてはいられなかった。なぜなら試合前の打てる時間で相手の巧さを隣で感じていたからだ。フィジカル面も見るからに劣っていた。
第1セットは僕らが攻めている時間が長かったように思える。向こうも様子を伺っているようであった。しかし、相手もスマッシュの処理が上手くなかなかミスをせず我慢勝負になった。日頃の練習でまったくラリーの続かない僕らにはかなりレベルが高く、”早く決めたい”そんな焦りからスマッシュの力みやきつい体勢から無理やりスマッシュを打つなど(特に僕)どんどんミスを重ねていってしまった。お互いミスがありつつも危なげなく第1セットをものにできた。
しかし、第2セットは最悪なものになってしまった。スマッシュを打ってもアウト、ドロップもネット、スマッシュも取れない、とにかく”何もかもが上手くいかない”セットだった。大差で第2セットをもぎ取られ本心を言うとかなり心がボロボロだった。
第3セットに挑む前のインターバルで大平先輩の”クリアをラリーに混ぜる”という前日のアドバイスや木村(隆)先輩の”自由にやれ”という言葉にとても救われた。しかし、相手も攻撃の手をまったく緩めずどんどん点差は広がっていき、ついに19-13まで来てしまった。でもなにがなんでも勝ちたかった。この大会を見据えて練習してきたんだ!そう自信を持って集中してみればなんと20-20と追いついたのだ。第二試合の決めきれない勝負弱さは何にも感じられなかったと自信を持って言える。特に相手のスマッシュをクロスにドライブレシーブして前に詰め、高めに浮いた球をネット前スマッシュできたときは本当に嬉しかった。しかし、僕らの追い上げもここまで、僕がロブをネットに引っ掛けてゲームセット。
試合後には”なんでデュースが無いんだ!!”などと文句を言っていたが、今になって考えると第2セットを無駄にしなければよかったのである。技術面でもメンタル面でも多くのことを学べた実りのある試合になったと思う。
僕の最大の課題は技術面よりもまずに内面にあり、ミスしたあとの気持ちの切り替えができず、顔にまで出してしまうことだと感じた。それでは自分もどんどん負の感情になってしまい、相手にも”このコースが苦手なんだな”と見破られてしまう。そこで、当分の目標を”メンタルコントロールの向上”としたい。
鈴木/馬場ペア
以下、鈴木より寄稿。
自戒(みんなにも…)
作戦もクソもない。帰ってきた球を返すだけ。いいコースに決まったり、相手がミスしたらラッキー。自分がミスしたらドンマイ。ってだけ。中学バド部の時から進歩していない。今回の試合について、ミスが多いから負けたと考えているようじゃ進歩は望まれない。
できなきゃダメ
・2球目で沈める球(プッシュ)の精度の向上
・後衛スマッシュ後の前衛プッシュ
・ロングサーブへの対応(スマッシュ)
・戦術面になるが、弱い方を狙う(現状として、集中狙い出来ていない。ただ返しているだけ)
・相手のフォア側へのスマッシュレシーブからバック側へのスマッシュレシーブ(相手のスマッシュが遅ければドライブ気味で)
・抽象的だが、戦術を立てる(これに関しては、ネットで調べるのがいいかも知れん。豊さん教えてくれるかな?)
出来たら勝率アップ間違いなし‼️
・バック側の後ろの方(ハイバック程ではない位置)からクロスの前に落とす
・クロスのヘアピン(9割は成功したい)この位置からは絶対無理などの判断力向上も
・返球コースの操作(ここにスマッシュ打てば相手はここにしか返せないだろう的な)
・プッシュと見せかけて落とす(バック側で、1度引いてから当てる)
川口/坂本ペア
以下、川口より寄稿。
一回戦目:1セット目の出だしで、この相手とだったら十分に勝てるし、勝たなくては行けないと思い、緊張をほぐし、かつ油断してはならない、と気を引き締めることが出来たのが、ミスの少ないプレーに繋がったのだと思う。
しかし2セット目では点差をかなり詰められてしまった。知らず知らずのうちに気が緩んでしまったんだと思う。
また、試合後に相手の方からアドバイスを求められた際、自分がどういうショットを打っていたかを思い出せず、自分が如何に考えてラリーをする事が出来ていないか、ということを痛感した。
最終的に勝つことはできたがメンタル的な面と技術的な面の両方で課題を残す試合になってしまった。
二回戦目:この試合では、1セット目を取られ追い詰められた後に2セット目を取れた事、3セット目で競り勝てた事を通して精神的な面では成長できたと思う。
一方で、レシーブが飛ばずそこから攻められるケースが多発したほか、最初の方は攻め急ぎすぎて、逆に相手に攻撃の糸口を与えてしまったり、ミスをしたりもしてしまった。レシーブも、攻撃のやり方というのも今後、普段の練習で磨いていきたい。
三回戦目:始める前に相手が自分達と同じ様に声を出していく選手だと分かったにも関わらずそれを上回る声を出せなかった時点でもう負けていたんだと思う。また、相手から攻める機会を奪えず、防戦一方となってしまった上、この試合でも満足にレシーブできなかった。
今回の3つの試合を通して、普段の練習で意識しなければならない事が明確になったので、出場して良かったと思う。次の試合ではさらにいい結果が出せるよう、練習を頑張りたい。
齊藤/下西ノ園ペア
以下、齊藤より寄稿。
試合反省
今回の試合は、いつもなら勝てる相手に負けてしまったためとても悔しさが残る試合となった。今回負けた要因は3つあると思う。
1つ目は、ダブルスとしてうまく動くことができていなかったことだ。ダブルスの動きの練習をしっかりしていなかったこともあり、どちらが取るか曖昧な球を二人ともとらないといったシーンが何度かあった。
2つ目は、全体的に攻め急いでしまったことである。無理な体勢であっても、決めようとして攻め急いでしまった結果ネットにかけたりアウトになるといったことが多々あった。
3つ目は、コースを狙うことが全くできていなかったことである。緊張のせいか、相手の動きなどが全く見えておらず、コースを狙えなかったため、決め球も決められなかった。
全体を通して、自分がいかに基礎的なこともできていないのかということを痛感することとなった。今後はフットワークや動きの中でのショットなど、基礎的なメニューをこなし、基礎を固めていかなければいけないと思った。