《はじめに》
エクレール海城高校生の部屋 をご覧の皆様、こんにちは!初めまして!高3になろうとしている増山です。井上君と一緒に会計係、やってます!!!ちなみに、どういうわけか会計係は2人とも文系です!!
さて、今回は、合宿の翌日(03/31)に行われた高校生オープンに、心身ボロボロの海城生が飛び入り参加したということで、その報告をしに参りました!(しかも運営でした^ ^)v
合宿後で実力はアップしていながらも、体が痛くて思うように動けん!というジレンマを抱えた中での出場となりました。合宿の成果が勝つか、合宿の疲労が勝つか、それは、個人次第! というわけです。
わぉ!!!これは見ものですね!!気になるので、早速見ていきましょう!!
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《第1章 about滝野川体育館》
滝野川体育館は、決して良い環境 とは言えなかった。天井からは海城生の敵であるランプが無数に照りつけていたのにも関わらず、体育館全体は薄暗かった。更に今回は強豪校である東海大高輪台の選手が多数出場しており、僕たち海城生は彼らの凄まじい応援にひたすら翻弄されていた。
第2章では、そんな選手達の振り返りを見ていく。
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《第2章 各選手の振り返り&栄光》
【二部】
・井上(高3)
結果から言えば完敗であった。井上は長年ダブルスに終始しており、シングルスに不慣れだった面が試合からも垣間見えた。
まず前提にある最大の問題点、戦い方が分からない。ダブルスをしてきた井上にとって、点を取るには「攻める、攻める、前に出て攻める」しか思考になく、シングルスでの戦い方が五里霧中だったのである。確かに井上は合宿で来ていたOBや後輩などに「戦い方ホントわからん、模索してる」のようなニュアンスのことを言っていたのを耳にしていた。井上は「シングルスの戦い方をアドバイスしてもらったのに、こんな結果になって申し訳ない」とこの試合後言っていた。
また、その「攻める」姿勢から繰り出されるスマッシュも、ことごとくシングルスとダブルスのサイドラインの間に吸い込まれていった。さらに、これもダブルスの経験が産んでしまった罪であろう、ロングサーブが入っていなかった。もう「打つ手なし」の状態、いや、ここだと、「打つショットなし」と言った方が適切だろう。とにかく全くの経験不足が出てしまった試合内容で、次々と勝ち進んでいく他のメンバーに合わせる顔がない様子で、試合後は運営の仕事に奔走していたという。
合宿では最終日に朝寝坊をした井上。これが翌日のこの試合にどう影響したかも、本人が噛み締めるべき重大な課題であろう。
(語り手:井上裕貴)
一回戦●12-21.11-21新川(大東学園)
・清水(高3)
一回戦●7-21.21-8.15-21石橋(学芸大附属)
・出口(高2)…優勝
今年の春休みは、様々な要素が噛み合ってバドミントンをする条件が揃っていたため、自分の中で「飛躍の春休み」と位置付けて、いつも以上にバドミントンに専念しようと決めていた。そして、そんな春休みの目標としてずっと掲げてきたのが、「オープン二部シングルス優勝」だった。ダブルスは日々の練習でうまくなっている実感があったが、シングルスは伸び悩んでいる気がしていたからだ。しかし、バドミントンと真剣に向き合える環境で練習できたことで、優勝という最高の結果にたどり着くことができた。ここからは、克服した自分の弱点と、見つかった課題を述べていく。
克服したのは大きく二つある。一つ目はメンタルである。これまでの自分は気分の浮き沈みが激しく、少しのミスから崩れてしまうことが多々あった。しかし、気持ちの抑揚をある程度に減らすことで、ミスを引きずらなくなった。二つ目は、僕が春休みで一番強くなった、攻撃だ。今まではドロップで逃げながら勝っていたがそれだけでなく、スマッシュで押せるようになった。大会でも要所要所でスマッシュが決まった。
大会で気がついた課題は、アタックロブへの対応である。ほとんどの対戦相手から「決まりやすかった。」と言われてしまった。合宿でも練習したが、まだ出来ていないようだった。もっとうまく対応できるよう練習していきたい。
また、今大会は自分が仲間に支えられていることを強く認識させられた大会でもあった。海城は運営を任されていたにも関わらず、僕自身はほとんど手伝えずその上審判等色々と迷惑をかけた。しかし、そんな中でもゲーム中には皆が応援や的確なアドバイスをしてくれて、本当に感謝感激だった。次の大会は一部での上位進出を狙うと共に、今度は自分が他の人を支えていきたい。
二回戦○23-25.21-13.21-18石橋(明大中野)
準々決勝○21-15.20-22.21-17堀内(東海大高輪台)
準決勝○26-24.21-16水島(明大中野)
決勝○21-16.21-18伊賀(大東学園)
【三部】
・島津(高3)…ベスト8
二回戦○25-23.21-16村上(目黒学院)
三回戦○21-16.21-15戸畑(小石川中等)
準々決勝●12-21.22-20.13-21平川(学芸大附属)
・増山(高3)
第1試合
余裕でした!
第2試合
3部準優勝の相手でした。強かったです。。(泣)
なんというか、隙が全くなかったです。いつも海城生相手なら決まっているような球でも綺麗に取られたので、正直どうすればいいのか分かりませんでした。。
決め球が意味ないと気づいたので、2セット目からはラリーを続けて相手のミスを待つ作戦に転換しました。しかし、完全に相手の揺さぶりに翻弄されてしまい、体力が尽きてしまいました。。
凄まじい決め球を習得するのも強いですが、フットワークや体力を強化して長いラリーをミスなく続ける能力が非常に大切だな と気付かされた大会でした。試合には負けましたが、収穫があって良かったです。
二回戦○21-8.21-8宮内(明大中野)
三回戦●13-21.13-21横山(学芸大附属)
・丸山(高3)…ベスト8
対戦相手:忘れた
感想:疲れた
・大平(高2)…ベスト8
初のシングルの試合ということで、今回はシングルの戦い方を学ぶという点で個人的には満足の大会でした!
結果は3部ベスト8だったので次はメダル取ります!(°▽°)
あとシングルは敵の応援が鬼畜な時に精神的ダメージが凄いことも痛感しましたT^T
一回戦○21-13.21-15山本(東海大高輪台)
二回戦○21-9.21-11松下(大東学園)
三回戦○21-15.24‐26.21-18棚橋(東海大高輪台)
準々決勝●18-21.12-21横山(学芸大附属)
・山本(高2)
2017年3月31日 シングルス オープン大会
初のシングルスの大会。
もうサーブさえ入ってくれればいいやっていう気持ちで迎えました。
第1試合
今までのダブルスの大会での経験から恐ろしくプレッシャーに弱いのはわかっていたのですが、シングルスなら1人だし意外と緊張しないんじゃねって思っていました。
案の定予想は外れて、いつも通り手足が棒の状態から試合開始しました。
緊張のせいで線審の人にお辞儀するのも忘れてました。
1球目。僕のサーブが相手に見逃されてイン。今日いけるかも!って思った次の2球目。
思いっきり空振りをかましました。
そんなこんなで1ゲーム目
21-19で勝利。危なかった。
気を抜かないようにすることに意識を向けました。
2セット目は緊張もほぐれて、試合展開をつかむことができたと思います。合宿で練習したフェイントが決まった時は嬉しかったですね〜
21-12で危なげなく勝利を収めました。
改めて振り返ってみて、スマッシュが思い通りのコースに決まらず、相手のサーブが高く上がってからの、僕の2球目でのポイントが少なかったこと、友達に言われて気づいたことで、いつもよりレシーブの調子が良く、そこから切り崩せた試合でした。とりあえず一勝。嬉しかったです(^∇^)
第2試合
体ってこんなに軽いんだ
思いましたね
いやーよかった
緊張がなくなって本調子でできました
ただ序盤でバック奥が苦手なのがバレて、狙われはじめてから点数取られましたが、なんだかんだ勝っちゃいました☆
2ゲーム目は相手のミスが多く、気楽にできました
ここまで来れると思ってなかったので、だんだん欲が出て来ましたが、気を引き締めて頑張ろうと思います
第3試合
結論から言うと負けてしまったわけですが、得るものは多かったと思います。
技術的なことは置いておくとして、経過だけ書くと、1ゲーム目は相手の低くて早いラリーに我慢しきれずにあっけなく負けてしまい、正直2ゲーム目も無理かなぁ….
と思っていましたが!
常に2.3点差で負けているという苦しい戦いでしたが、冷静になってカウンターが狙えて、ギリギリ2ゲーム目、取ることができました!!
仲間の声援を受けて、気合いを入れて3セット目に臨みましたが、体力の消耗による集中力の低下が最後の一手のミスを招いた結果が、つまらない失点を重ねてしまい負けてしまいました。長いラリーを制するラリー力、長い試合を乗り切る体力、嫌な流れを打ち切る一手、どれ一つとして足りませんでした。ダブルスにも活かせる改善点もいくつか見つかり、これからの部活にも一層精を出していきたいと思います。
一回戦○21-19.21-12岩崎(東海大高輪台)
二回戦○21-16.21-12杉田(明大中野)
三回戦●13-21.21-19.17-21那須(駒場学園)
・小玉(高1)
今回の高校生オープンは高校生として出る初めての大会だったためかなり楽しみにしていたのだが、結果は3回戦敗退と悔しいものになってしまった。ただ、2回戦で自分と同じくらいの実力の相手に粘って勝てたことや、3部で優勝した選手(3回戦の相手)とのラリーにもある程度付いていけたことは自信に繋がった。
しかし、今回の大会では自分のショットのミスの多さやスタミナの少なさなど課題を露呈してしまったため、今後の練習で改善していきたいと思う。
一回戦○24-22.21-16今野(大東学園)
二回戦○フメイ相原(東海大高輪台)
三回戦●19-21.15-21高橋(早稲田)
【四部】
・陳(高3)…3位
まず一番に言えること、ミス多すぎ。
サーブ、クリア、スマッシュなどでアウトになるショットが多すぎて超絶もったいない。
そして体力が足りない。四試合のうち三試合を3セットやったからさすがに疲れるけど、もっと体力があればフットワークもショットも安定してた。
基礎体力の向上とノックの一つ一つを丁寧にやっていきたいです。
二回戦○18-21.21-17.21-15吉村(淑徳)
三回戦○18‐21.21‐18.21‐15関場(松蔭学園)
準々決勝○21‐19.16‐21.21‐18川島(日大鶴ヶ丘)
準決勝●7-21.11-21原(松蔭学園)
・雨宮(高2)…ベスト8
一回戦二回戦は危なげなく勝利
三回戦目に普段早稲田でダブルスをやっている上野君に当たりました。彼はスマッシュがアホみたいに速いぞーと聞いたので出口にアドバイスをもらって揺さぶっていく作戦でいきました。ちなみにスマッシュは僕が経験した中でダントツで速かったです。フォーム綺麗でもないのに。
1セット目は取られましたが2セット目は上野君の弱いところを突きまくってさらっと取れたので、3セット目も同じように前後に振りまくって勝ちに行きました。しかしここで集中力が切れたのかドロップの精度が落ちてミスも重なり負けてしまいました。僕の試合結果はこんな感じです。
今回の大会を見ていて思ったことなんですが、インターバルのアドバイスってすごく試合に関わってくるんですね。目の前のシャトルに必死になっていて配球の偏りみたいな(2球目にスマッシュばっか打ってるぞ的な)のが見えなくなったときに、それがあるだけで大分試合が変わっていくことを知りました。すごく今更ですけどね。
ちなみに海城は今回運営で忙しく出口の時以外はみんな応援がまずいなかったので、出口はずるいと思います。
二回戦□キケン須永(淑徳)
三回戦○フメイ亀井(学芸大附属)
準々決勝●19-21.21-14.18-21上野(早稲田)
・木村(高2)…ベスト8
今回この感想真面目に書かせてもらいます。
オープン戦を行う前に意識していたことが二つありました。
それは
「すぐにスマッシュを打たないこと、相手を倒すまでの戦術的なものを自分の中で見つけていくこと」
です
一試合目
初戦はひどいものでした。大会の運営を行っていったこともあり、基礎打ちの時間が取れませんでした。まあそれでも4部であるから初戦を基礎打ち程度に打てばいいやと考えており、体は冷え、緊張で上がっていたこともあり相手は本当に初心者でもあったのにもかかわらず、1セット目は16点2セット目は20点も取られ、本当にギリギリで勝ちました。試合後深く反省しました。自分には相手を舐めるほどの実力があるのかと。一試合目の試合後次の対戦相手になるであろう日大鶴ヶ丘の中澤君のプレーを見ました。4部を荒らしに来てるのかと思うほどの実力の持ち主でした。負けるかもしれないと思いながらもしっかりアップをして二試合目に挑みました。
二試合目
1セット目、相手は小手調べ程度に打っていたのに対し自分は最初からフルスロットルで打ったこともあってか19点取られたものの1セット目はとりました。2セット目、もちろん相手は本気で戦ってきたのに対し、1セット目に体力を使いすぎた自分は15点しか取れず、2セット目は取られました。もともと体力のない自分には、3セット目まで進むと体力が底をつき負けてしまうのが常でした。しかし合宿で辛い思いをしたことが実を結んだのか、体力は自分の思った以上には消耗していませんでした。3セット目、それでも苦戦をしました。途中3ー7で負けており、それでも負けるものかと思い、15ー15までくらいついていきました。相手は1,2セット目クリアが上がればすぐにスマッシュを打っていたのに対して、粘り強くドロップ、クリアを打ってきて決め球にしかスマッシュを打たなかった自分には、明らかに体力の差が現れ、途中20ー21で追い詰められるも、そこから逆転をして勝つことができました。
本当に接戦の中、勝ったことで自信がつきました。
三試合目
三試合目、ストレートで負けました。自分が何を打っても、難なく返してくる相手に何を打てばいいのかわからなくなり、そのまま負けました。1セット目は15点、2セット目は10点しか取れませんでした。
今回の反省点はショートサーブからのロングのサーブを上げるならしっかり上げる。今回それで打ち込まれることが多かったように思いました。また、サーブのミスも目立ちました。相手を倒すまでの戦術的なものに関して、はっきりと見つけたわけではありませんが、ぼんやりと自分の中でイメージがついたので良かったです
長文失礼しました。
木村恒太
二回戦○21-16.22-20名生(淑徳)
三回戦○21-19.15-21.22-20中澤(日大鶴ヶ丘)
準々決勝●15-21.10-21飯塚(日大鶴ヶ丘)
・松木(高2)
僕は、1セット目は緊張でガッチガチで全身に力が入っていて、試合という代物ではありませんたでした。2セット目から緊張はほぐれて、いつもの感じ、で、13対9位まで勝っていたんだけど、1セット目に全身に力が入っていたからか、それで体力が異常に奪われていて、今度は足が、フットワークが遅くなり、そこから点数を奪われていった。
2球目のローロブ?低いロブ?のアウトも本当に多く、7点くらい失点したなぁ。そんな感じで終わってた。。。
二回戦●11-21.15-21谷口(淑徳)
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《第3章 夢のオープンを終えて》
。。。ということで、今回はみんな割と勝ち進めたようですね!前回の大会と比べて大躍進したヤツも多く見受けられたように感じます!(出口とか陳とか)
我らがボスの出口君は、なんと2部で優勝です!!アンビリーバボー!!!流石としか言いようがないですね!!しかし、出口君の凄いところは、優勝しただけで終わらないってとこです。実は2部には、前回のオープンで出口を圧倒した小石川の谷君が出ていたのですが、直接対決には至らなかったのです!雪辱を果たすべく、なんと彼は、、、小石川男女バドミントン部に練習試合を申し込んだのです!!!!!なんという気力だろうか!!彼の頭は、谷君をボコすことで満たされております!!夏頃行う予定ということですので、報告乞うご期待!といった感じです。はい!
ちなみに私増山は老害なので、引退後も参加できたらしたいと思います。もちろん浪人覚悟でですけど()
また今回は、普段はダブルスしてるヤツらも全体的に結構いいところまで勝ち進んでいたし、みんな合宿の練習を活かせていたのかなー と思います!!改めて、清水部長やキャプテンKIT4、そして熱血指導をしてくださったOBの方々や、引率してくださった先生方に感謝です!
さて、高3はもうすぐ引退です(泣)6.7月くらいに最後の大会を控えていたような気がします。最後の大会で悔し涙を流すのは後味が悪いですし、シメの大会くらいは嬉し涙を流して終わりたいところ。
嬉し涙を流す程の戦績を残すのは容易ではない。だが、それは決して不可能ではない!
これまで輝かしい歴史を築き上げてきた海城の先輩方は、幾度となく不可能を可能にしてきた。それなら、どうして海城生である俺たちが容易く諦めるだろうか、いや、俺たちは諦めない!!!
前を向いて、残り少ない部活を悔いなくやりきろうではないか!!Yes! we can!
ガンバレ!俺たち、海城高校!
(高3:増山)