新年明けましておめでとうございます!
海城高一年の出口です!本年もよろしくお願いします。
さて、新年最初の投稿となりました今回は、前々回の投稿で予告しておりました、高校生オープン大会のダブルスの結果報告をさせていただきます!ダブルスの部は01/05に上板橋体育館で行われ、海城からは三部に五組、四部に一組の計六組が出場しました。
以下、スコアとペアの代表者による感想です!
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【三部】
増山/丸山(高2)…ベスト8
(丸山先輩が37.7℃の熱を押して出場。)
次は両方とも体調が万全な状態で試合に出たいと思います
二回戦○21-17.21-17内村/山崎(麻布大付属)
準々決勝●21-17.19-21.19-21石橋/嶺村(学芸大付属)
清水/出口(高2/高1)…準優勝
二人とも、シングルスプレーヤーではあるが、ダブルスの練習で組むことが多かったため、試しに高校生オープンに出てみることにした。プレースタイルとしては、互いにシングルスプレーヤーということで、コートカバー力を生かして戦い、低い展開から点を奪うというものだった。
一回戦目から勝てるか不安だったがうまく勝ち進み、決勝に進出した。決勝は、3セット目にミスが多発し、流れで取られて非常に残念な負け方をしてしまった。
最後に負けたのがなかなかに悔しいが、考えてみるとその前(二回戦とか準決勝の2セット目とか)で負けてもおかしくない状況は何回もあったため、とりあえず決勝に行けたことがホントに良かった。
個人戦でこのペアで出る機会はこれからはないが、決勝まで残り、五試合もすることが出来て楽しい大会だった。
一回戦○21-12.21-9北村/多喜(成城)
二回戦○21-18.15-21.21-18鈴木/宮川(麻布大付属)
準々決勝○21-12.21-15小島/小嶋(新宿)
準決勝○21-15.21-17横山/平川(学芸大付属)
決勝●15-21.21-12.16-21石橋/嶺村(学芸大付属)
大平/馬(高1)…ベスト4
〜1回戦目〜
馬の下調べによると相手である新宿高校の片方は東京都決勝トーナメントで関東第一高校のダブルス1と対戦しており、一セットを取っている強敵であるという予測だった。しかも、12/24に行われたオープンのシングルスでも準優勝という戦績を残していた。
ー 自分たちにできることをやりきる ー そうして大平の手からシャトルが放たれ、第一回戦が始まった。
序盤はサーブ周りで海城が新宿高校を上回り、テンポよく点差を広げた。相手から繰り出される強打も大平・馬のレシーブ力が光り、ラリーをつなげて相手がミスを重ねた。そうして1セット目は難なく先取。
試合間インターバルでは海城のサーブ周りが良いことから相手のロングサーブの頻度が増すという予測のアドバイスもあり、ロングを警戒する方針となった。また、相手の表情とミスの形態からおそらく相手は調子が出ていないので短期決戦を目標とした。
2セット目。立ち上がりは落ち着いており、点差が大きく開くことはなかったが、相手の浮いた玉をネットより下に下げ、大平が後ろに下がりスマッシュ、馬が前衛で張るという得意の型が途中から続き、得点を重ね、中盤の連続得点で点差を広げて勝利。
正直今回のオープンは初戦負けもあり得ると思っていたが、ベストを尽くし、足りないものを学び取ることを目標に臨んだ結果、思わぬ出だしとなった。
〜2回戦目〜
今回の対戦相手は違う学校同士のペアという、自分たちにとって初めてのタイプの相手でした。
1セット目はペアの片方の2球目の上手さと、オーバーヘッドの完成度に終始圧倒され、自分たちは何をしたのだろうか?という感じで終わってしまった。2.3セット目は2球目で取られない事と攻め急がないということを実践したため、自分たちのラリーに持ち込めるシーンが増え逆転勝利を手にすることができました。
この試合は自分たちで1セット目の反省から対策をし、勝てた試合なのでとても意味のある試合でした。
〜3回戦目〜
三回戦目は最初から馬も大平もギア全開でのぞみ(終始吠えていた)、とても早い展開の試合であった。
この試合は二回戦目と違い、終始攻め続けることができ、そのためストレートで勝つことができました。
しかし…終始ギアをフルの状態でやっていたため、大平と馬は体力をかなり消耗してしまった…。また大平は声が潰れてしまったため自分に喝を入れることもできませんでした。
〜4回戦目〜
準決勝。
相手は丸山先輩が風邪で不調だったにもかかわらず、丸山増山先輩ペアがファイナルまで持ち込んで19-21で負けた相手である。
増山先輩の情報によると相手はスマッシュなど攻撃は速めだが雑であるとのこと。レシーブを得意とする自分たちには分の良い相手に思えた。
1セット目。
いつもはハキハキした声で声出しをする大平の声が出なかった。どうやら喉が疲れてしまったらしい。
1〜3回戦をなんとか切り抜けてきた大平・馬ペアは体力を消耗してしまっていた。
特に、後衛でスマッシュを打つ大平の体力の消耗は激しいもので、いつもの型に持っていけたはいいもののミスをしてしまう。馬のプッシュミスもあった。
相手はとにかく攻めるという意識でスマッシュを打ったらどんどん前に出てきていた。
体力を消耗したせいか自分たちのレシーブには威力がなく、前衛にとられてしまったり後衛がレシーブを叩いて前に出てきてもストレートに返してしまい、決めきられてしまう場面が多かった。
1-3回戦の相手なら途中で攻撃のミスで自爆してくれたが今回の相手は雑ではあるものの攻撃でのミスは少なかった。
そうしてレシーブにキレがなく、上手く攻めることもできなかったので上手く点を重ねることができなかった。
そうして相手に決めきられ、1セット目を落としてしまう。2セット目も上手く修正することができず、とられてしまい、準決勝敗退となった。
正直納得いく試合ではない。体力の消耗で集中力を欠き、上手く自分たちのプレーができなかったからだ。かといって体力の消耗だけに原因を見出しても何も得られない。もしも体力があったなら他のことが得られたのかもしれないが。
反省としては3点。
(1)体力をつけること。
ランニングやサーキットを 最近やっておらず年末年始は運動もしていなかった。これから何か体力がつく習慣を身につけなければならない。
今回の試合で体力の重要性を改めて感じました。
(2)レシーブの質を高めること。
相手の強打に対して殆どドライブレシーブでチャンスが来るまで凌ぎ、相手のミスを待ち、浮き玉を狙う場面が多かった。しっかりとコースを見定め、しっかり高く奥へ返すレシーブや、カウンターを狙うレシーブも安定してできるようになる必要がある。
レシーブのコースを考えることがペアの成長に必要だと感じた。
(3)役割の互換性
やはりペアとして今得意としている型は「大平が後ろでスマッシュ、馬が浮き玉を叩く」というもので、そのために配球のコースなどを考えてきた。
しかし、大平が後衛で球を触る回数が多すぎても結局は体力切れとなってしまう。馬が上手く後ろに入り、大平が前で張って攻めていくという型もこれから身につけていかなくてはいけない。
お互いの役割を理解してメインの型は保ちつつどちらも出来るようにならなくてはいけない。
また、1日に多くの試合がある大会はギアの入れるタイミングも考えていきたいです。
以上!
一回戦○21-12.21-14大角/篠(新宿)
二回戦○20-22.21-14.21-17鈴木/田中(日大鶴ヶ丘/順天)
準々決勝○21-12.21-17高山/鶴岡(日工大駒場)
準決勝●15-21.16-21石橋/嶺村(学芸大付属)
江藤/小此鬼(高1)
僕と小此鬼ペアは前回の春の大会で4部に出場しベスト8
今回は3部に初出場ということで多少の緊張の中どれだけ戦えるかと試合に臨みました
結果を先に言わせてもらいますとベスト16(2回戦敗退)という、なんとも言えない結果に…
また、3部には今回高1高2合わせて計5ペア出場したのですが、今思うとその中では最も相手の運が良かったと思います。(ではなぜ2回戦敗退なんだろうか→ 実 力 不 足 )
まず1回戦目は、1セット目は相手の様子を見ながらなんとか取りましたが、2セット目の中盤あたりから明らかに油断してしまいデュースの末落としてしまいました。
2試合目は、自分達が相手よりもミスが多く、また、2級目のミスが特に目立ちました
2セット目の中盤から2人ともだいぶ集中出来ていたのですが、出口君の言葉を借りれば、時すでに遅し。16点に抑えられ敗退
試合後大平君にも言われたのですが、やはり僕と小此鬼ペアは他ペアに比べ明らかに俊敏さやスピードが劣っていました
2回戦勝ち進んで出口・清水先輩ペアと試合がしたかったです(泣)
次は今回よりも良い戦績をおさめたいと思います!
一回戦○21-13.23-25.21-17高橋/細谷(新宿)
二回戦●13-21.16-21小島/小嶋(新宿)
臼井/山本(高1)
今回は一回戦で負けてしまいました。ペアで最後に打ったのが二週間ぶりというのもあってうまくかみ合わなかったり、前衛でのミスが多く後味の悪い終わり方となってしまいました。同世代の部員が勝ち進んでいる中、応援したいという気持ちとともに差をつけられたことを実感し、試合に負けた以上の悔しさや焦りを感じた大会でした。今後は前衛での正確な処理も含め、つなぎの玉やスマッシュの強化を図りより良い成績を残していきたいと思っています。前回の大会からサーブの精度がかなり上がったのはひとつの進歩だったのかなと思いました。
一回戦●17-21.21-16.18-21永田/森(本郷)
【四部】
木村/坂上(高1)…ベスト8
第一に今まで鬼門となっていた一回戦を突破できたため、楽しいと感じた大会であった。
一試合目、二試合目は試合のペースを比較的掴めていて、普段の練習で二人とも多いサーブでのミスは少なかった。
とは言え、課題もあった(課題の方が多いのでは…)。
坂上については腕が疲れ、三試合目にはまともなショットを打つことが出来なかった。筋トレなどの強化が必要であろう。
これは二人について言えることであるが、とても攻めが弱い。
一つとしては攻めのショットか弱いと言うことであった。特にスマッシュでの決定力が低い。
もう一つとしては守りから攻めへの転換が出来ていないと言うことだ。日頃から全く意識していなかったのもあり、やり方を掴んでいないのである。そのため、ひたすら守ることとなり、少しでも攻撃力の高い相手であると押され、押しきられてしまう。
他にも幾つかあるが、主なのは上記の課題であろう。次回の大会までは特にこの点を心がけ、合宿などを通して強化していきたい。
良い経験となった大会であった。
一回戦○17-21.21-17.21-16井上/関(本郷)
二回戦○18-21.21-16.21-12岩崎/金子(東海大高輪台)
準々決勝●10-21.12-21櫻井/薮田(麻布大付属)
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ということで、今大会は海城全体ではシングルスより良い結果が残せました。
しかし、課題を感じたペアも多く、それらを克服するのが急務です。
次の高校生オープン大会は03/30にダブルス、03/31にシングルスが行われ、ダブルスは合宿の最終日と重なっているため、出場不可能ですが、シングルスは(合宿の翌日ですが)出られます!10人ほど出場する予定です!
次の大会の結果も楽しみにしていてください!
以上、高校生オープン大会ダブルスの結果報告でした。
(高2:増山、高1:臼井.江藤.大平.坂上.出口.馬)
↓出場者で記念撮影!(最後まで残れなくて写れてない人もいます。)
大会お疲れ様!
優勝した学芸大付属のペアに3組とも接戦で負かされたのは悔しいね。
馬・大平ペアのところでも触れているけど、1日で何試合も行う大会で勝ち進むにはレシーブ力が高くないといけないから、レシーブ時の構えや強い返球の打つための方法を各自で工夫や研究して感覚を高めていってほしい。