こんにちは。海城高校バドミントン部副部長の吉川です。
8/11、8/12に行われたダブルスの個人戦に海城からは3組(高2が2組、高1が1組)エントリーをいたしました。海城としては、今回の大会が久しぶりの個人戦となりました。それでは、以下にそれぞれの組の結果と感想を報告させて頂きます。
まずは部長のペアからです。
光永・伊藤ペア(三回戦敗退)
一回戦 vs櫻井・山田(駒込高)
21−15、21−5
二回戦 vs半井・笠原(日本工大駒場高)
21−6、21−14
三回戦 vs白子・大道(白鴎高)
15−21、17−21
光永:3試合目は、相手が左利き&右利きと変則的なペアだったため、ミスではないショットを打っても普段とは違う軌道の球が返ってきたりして、対応が難しかった。どんな相手でも崩されないような安定感を高めるためにも、とにかくミスを減らしてショット一つ一つの精度をもっと上げる必要があると強く感じた。
伊藤:一試合目は多少緊張していたこともあってあまり上手くいかなかったが、2ゲーム目以降は緊張も解けて上手くできた。白鴎戦で思ったことは、レシーブをもっと強化する必要があると思った。具体的に言えば、スマッシュを上げて返すだけでなく、落とせる時は落としてこちらのペースに持っていけるようにしたい。
2組目は副部長ペアです。
宮田・吉川ペア(一回戦敗退)
一回戦 vs藤田・三枝(新宿高)
17−21、15−21
宮田:一番上の学年になって初めての試合で勝たないといけない試合だったと思います。対戦相手がそれなりに強そうだということはわかっていたのに、準備が足りなかったと思います。一番の敗因は、焦ったことだと思います。プッシュを打てばいいところでヘアピンを打とうとしてミスしたり、ドライブを打てばいいところでロブをあげ、短くなって叩かれたりするのが2、3回ありました。冷静にできることをやるべきだ、色気を出す意味はないと強く思いました。負けていながらも、一回間を空けたり、ペアと話したりなどできることはあったはずなのにできなかったです。日々の練習での試合でも緊張感を持って、落ち着いて試合できる様に慣れていこうと思います。
吉川:初戦は負けたくなかったですが、一回戦の相手とは少し実力差があると感じ、悔しい敗戦となりました。相手の鋭いスマッシュをレシーブミスすることが何回かあり、さらにレシーブ力を強化するべきだと強く感じました。またペアである宮田とダブルスを組み始めたのは高2に上がってからで、少々お見合いしてしまう場面がありました。お互いに声を出し合ったり、もっとあらかじめペアで話し合ったりして小さなもったいない失点を減らすことを心がけたいです。
最後に高1ペアです。
楠本・太田ペア(二回戦敗退)
一回戦 vs杉岡・高松(大山高)
21−11、21−15
二回戦 vs候・近野(かえつ有明高)
18−21、14−21
楠本:1戦目は自分たちのミスも多かったが、相手のミスも多く勝つことができた。2戦目は相手の動きが良く激しい打ち合いになったが、自分たちの動きもよかった。しかし、試合後半で体力的にきつかったことや、細かいミスが目立つようになり、競り負けてしまった。今後は激しい試合でも同じパフォーマンスができるようにフットワークを強化したい。
太田:今回の大会が高校生として初めての公式戦だった。またダブルスで出るのも初めてだった。今回の試合を経て2つの反省点と1つ手応えを感じた。反省点は前衛の拙さとレシーブの不安定さだ。ドライブに打ち負けたり、練習では取れてるスマッシュが取れなかったりと安定しなかった。今後ボックス練などドライブを強化していきたい。手応えは後衛の攻めだ。スマッシュとドロップをうまく組み合わせて攻め崩すことが多く出来たのでよかった。初めてのダブルスでの公式戦だったので緊張したが、シングルスとは違う、いい経験になったと思う。
各々の感想を見てみると、やはり全ての練習に真剣に取り組み、試合で勝つためにはどうしたら良いかを積極的に考えることが大切だということを改めて選手それぞれが実感しているのだと見受けられます。部員誰しもが、練習の中で不真面目になってしまった部分や苦手だと感じた部分があると思います。こうした大会や練習試合などを通じて反省点を見つけ、練習に積極的に活かしていき、次回は難敵を撃破したいところです。エクレールの練習などにも積極的に参加させてもらいながら、チーム全体で実力を向上させていきたいです。
(文責:高2 吉川)