こんにちは。海城高校バドミントン部副部長の上原です。8月の中旬に行われた新人戦ダブルスの結果と出場選手の感想をまとめます。海城からは3ペア6選手が出場しました。以下、結果と感想になります。
1.【太田・上原ペア(2回戦敗退)】
1回戦 vs 大平・小林(東洋大学京北)
21-8
21-18
2回戦 vs 髙藤・山田(小岩)
9-21
12-21
太田:去年は楠本と組んで出場したが今回は正規の上原と組んで出場した。
1回戦の1セット目は危なげなく取ったが2セット目は気が緩んだため途中までリードを許してしまい危なかった。
2回戦は学校名を見た時勝利を目指すのを半分諦め、自分たちの持ち味を出してどれだけ通用するか試そうと思って試合に臨んだ。
レシーブは強豪校にも手応えを感じスマッシュエースも何度か決められたので試合をしていて楽しかった。
しかし、要所でミスをしたりと基礎能力の差を感じた。またサーブの精度が断然低いと感じ、上から叩かれないようなサーブを練習して得たいと思った。
上原:1回戦は、1セット目では僕が相手にロブを上げさせてペアの太田が決める、という思い描いた展開で有利に試合を進められた。2セット目の序盤には互いのミスで3連続失点してしまったが、ミスを引きずらず、接戦だったがゲームを制することができた。反省点としては試合の緊張もありシャトルが高めに浮いてしまったところだ。しっかりと足を動かし、体重を乗せて打つことで改善したい。
2回戦は完敗だった。全てにおいて質が高かったので、反省点と共に参考にしたいことを挙げる。
・とにかく相手のミスが少なかった。こちらが少しでも甘い球をあげると、すぐ強打やカウンターが飛んできた。また、こちらが連続攻撃しても打ちやすい球はほぼ帰って来ず、決め切るのが難しかった。スマッシュは速くなくても角度を鋭く、ロブなどは高く遠くに毎回落とせるようにしっかり練習したい。
・相手のいない場所にシャトルを放つ配球がうまかった。こちらが攻撃中も左右に揺さぶってきて、ハーフショットで連携を崩し最後人のいないスペースに落とされることがたくさんあった。精度の高いレシーブとカバーの連携を強化したい。
・途中からサーブレシーブ時の僕の癖を読まれてしまった。相手のサーブに突っ込んでドライブを打つ時コースがワンパターンで途中からサーバーに待ち構えられてしまった。ショットの引き出しを増やしたい。
2.【西田・楠本ペア(2回戦敗退)】
1回戦 vs 斉藤・堺(芝)
21−11
21−10
2回戦 vs 伊木・上田(実践学園)
7−21
8−21
西田:1回戦は少々動きに硬さがあったようなものの、しっかり勝ててよかった。あまり変なミスもなく、2回戦に向けてうまく調整できたと思う。
2回戦は完敗だった。試合をする前からその強さはわかっていたので心構えはできていたが、思った以上に圧倒されて驚いた。実践高校のペアは浮いたサーブを正確に叩きに来るので、最初の2、3ショットで点をとられる場面が多かった。部活でより正確なサーブや、相手をより崩せるようなサービスレシーブを練習していきたい。また、スマッシュレシーブが変に浮いてしまえばすぐ前衛が決めに来ることもあったので、レシーブの使い分けをより上達させたいと思った。最後に、自分がスマッシュをミスしてしまう場面も目立った。スマッシュ自体は相手のペアに通用することは多かったので、そのショットを精度良く打てるようにしていきたい。
楠本:1試合目は目立ったミスがなく、初戦でありがちな簡単な失点が少なかった。
2試合目は自分たちの甘い部分徹底的につかれた試合だった。
特に感じたのはサーブとサーブシレーブで、自分のサーブからかなり失点してしまった。
1試合目で通用していたサーブがこの試合では簡単に叩かれてしまった。
また、相手のスマッシュに対して単純なレシーブが多く、相手のペースで試合が進んでしまった。
しかし、スマッシュレシーブやドライブの時にリズムを崩す理想の攻撃で得点することもあったので、格上相手に勝つために更に1つ1つの精度を上げていこうと感じた。
3.【河野・林ペア(2回戦敗退)】
河野:僕がバック側でサーブをレシーブする時に相手のバック奥に押し込んで僕が自分のコートのフォア前で張って決め切るというのがいつもの得点パターンだった。ただ、バック奥に押し込む時に球が甘くなっても無理に前に張りすぎたせいで強く打たれた時に取れないことが多かった。また、強豪相手でもロブをきちんと上げ続ければなんとかなると思っていたが、スマッシュが速くて取りきれなかった。ロブはなるべくあげないような配球を練習した方が良いと思った。
林:一回戦目は相手校の棄権で不戦勝となったが、2回戦目で強豪校と当たり大敗した。シンプルな実力差はもちろんだが、自分の前衛の立ち位置などのローテーションによるミスや、スマッシュレシーブといったところでのミスが多々あり、そこはすぐに治していかなければならないと実感した。日々の練習をもっと意識的にやっていきたい。
3ペアとも、2回戦で強豪校とあたり各々課題が見つかった大会になったと思います。練習メニューも課題を克服できるように部員全員で意見を出し合いながらこれからの練習に励んでいこうと思います。
(文責:高2上原)