花粉症対策

花粉症の田口は3月に入ってからその猛威に苦しめられていました。鼻水やら涙やらがとめどなく溢れてくるのです。

花粉症に罹り始めたのはおそらく高校生の頃からですので、かれこれ10年以上の付き合いになりますが、そろそろ現代医学は花粉症の根治を可能にしていないのかという希望にすがろうと、いくつかの書籍を読んでみました。

結論から言うと、まだ現代医学には花粉症の根治は不可能なのですが、どうやら食事療法によってある程度の改善(あるいは完治するケースも!)が見込めるということでした。

ではどのような食事を摂るべきか、という話をする前に花粉がどのようなプロセスで鼻水やくしゃみを引き起こすかをにわか知識ですが解説します。花粉症のプロセスがわかると対策も見えてきます。

◎花粉症のプロセス

①花粉が体内に侵入
②IgE抗体と呼ばれるタンパク質が花粉をやっつけようとくっつく
③花粉とくっついたIgE抗体が肥満細胞を刺激しヒスタミンが放出
④ヒスタミンが受容体とくっつく
⑤炎症(鼻水、かゆみなどのアレルギーの症状)発生

ということみたいです。

病院でもらえる薬は何種類かあります。抗アレルギー薬では③のヒスタミンの放出を防ぎ、抗ヒスタミン剤は④のヒスタミンと受容体がくっつくの防ぎ、ステロイド剤は⑤の炎症を抑える、といった具合です。

しかし花粉症は②の花粉をやっつけようとするIgE抗体が過剰に作られてしまう状態であって、病院でもらえる薬は症状を緩和するものでしかないのです(しかも眠くなるなどの副作用もあるのも多い)。

食事療法では腸内環境を整えることによって①の花粉が体内に侵入することと②のIgE抗体の過剰産生を防ぐことと⑤の炎症を抑えるというアプローチで花粉症の症状を防ぎます。

詳細は省きますが腸内環境が整っている(善玉菌と悪玉菌のバランスが取れている)と粘膜の免疫力が高まって花粉が体内に侵入するのを防いだり、IgE抗体の量を抑制できたりするそうです。

以上から、田口は花粉症に対して以下の対策を講じるべきであるという結論を得ました。現在進行系で行っていますが、例年よりは花粉症の症状は抑えられているように感じています。

・常時マスクの着用
・部屋のこまめな掃除
・ビタミンDサプリの服用(元々飲んでたが5,000IU→10,000IUに増量)
・亜鉛サプリの服用
・食物繊維豊富な野菜の摂取量を増やす
・漬物の摂取量を増やす
・青魚の摂取量を増やす
・タンパク質(プロテイン)の摂取量を増やす
・使う油を亜麻仁油、えごま油、しそ油のいずれかにする
・糖質制限
・揚げ物と乳製品を制限
・脂身の多い肉はなるべく避ける

田口愛用のビタミンD3サプリ
日本製で5,000IUもの含有量のものはない

こうして列挙してみると以前投稿した体脂肪の落とし方と被る点も多いです。花粉症対策はダイエットにもつながるかもしれません。

もう泣かなくていい、そんな春が来るのを信じて精一杯頑張っていこうと思います!

参考文献

溝口徹「花粉症は1週間で治る」
佐々木愛・伊藤龍一「花粉症が治ったよ マンガでわかる体質改善」
藤田紘一郎「アレルギーの9割は腸で治る」
https://www.otsuka.co.jp/b240/mechanism/mechanism2.html
http://lgglab.jp/pollen/pollen3.html

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