【中学】Aブロック春季大会~団体戦~

こんにちは、中学部長の松田です。

今回は、5月7日に大田区立貝塚中学校で行われました東京都春季大会Aブロック予選の団体戦を報告します。この大会は前々回投稿しました新宿区大会で勝ち上がった2団体が進める大会です。このほか複数の地区から勝ち上がってきた総勢23校で2複1単の団体戦を行い、次の東京都大会に進む4校を決めます。

ちなみに、新宿区からは海城の他牛込一中もこの大会に参戦しています。

それでは気になる結果を見ていきましょう!


第一試合 vs松濤中
初戦の相手は松濤中。応援に来ていた中二の部員から、松濤中のメンバーは中三が一人しかおらず後は中二だということを聞いていた。それを聞いた一部メンバーは、初戦突破できるのではないかと期待を寄せていた。

第一ダブルス
相手も同じ条件ではあるが、ライトに慣れなかったせいなのか二人ともミスが多かったように思う。特に中盤においては、サーブレシーブを何度もネットにかけていた。相手にリードを許してしまい、それで焦ってしまって攻め急いだ結果だったのかもしれない。本人曰く、「試合経過がひどすぎて何も学べることが無かった」。

シングルス
鈴木選手の感想:
相手の実力は全くの未知数だったが、揺さぶって疲れさせて勝つ という策で臨んだ。
1セット目、最初は相手を疲れさせるという事だけを意識した。ドリブンクリアーなどを用いてラリーを続け、相手に後ろを警戒させつつ前に落として相手の体力を削った。その効果はあったようで、早々に相手が疲れ始める。相手のミスが目立ちこのセットは勝利する。
続いて2セット目、このゲームも相手を揺さぶって取るつもりだった。揺さぶり自体は上手くできていたと思う。このセットでも相手の体力をジワジワと減らすことができていた。しかし、相手はカットがとても上手く、奥に攻めてもクロスの厳しいコースに返してくる。クロスのカットで落としてくると思いきや逆サイド、ストレートの強烈なスマッシュが刺さる。
自分が点を取った後のサーブでは、相手が疲れているのか毎回待ったをしてきた。異様なまでの回数である。何か意図してやっていたのであろうか、そこで自分のペースを崩された。ミスが目立ちこのセットを落とす。
第3セット、このセットでも相手のクロスカット、ライン際ギリギリのスマッシュが刺さる。
流れは完全に相手にあった。相手も疲れていたが、それはこちらも同じだ。しかし、クロスカットからの浮いたヘアピンを狙ってのプッシュ、上げてもライン際のスマッシュと完全に相手に戦術を与えてしまった。ショット能力の優劣で負けてしまった。
新宿区にはいない新たなタイプの選手だった。今回の試合はいろいろなことを学べた。
試合後に気づいたことなのだが、スマッシュのゴリ押しなら勝てた気がする…

海城●0-2○松濤
D1 纐纈 1  21-19 2
長野  11-21
 13-21
S 鈴木 1  24-22 2
 13-21
 7-21
D2 馬場
堀川

残念ながら海城はAブロック初戦突破ならず!という結果になってしまいました。実は、海城が試合を行った直後、同じコートで新宿区から勝ち上がった牛込一中の試合がありました。海城は審判校になっていたので見ることが出来ましたが、なんと大森四中にストレート負けをしていました。いつも海城を撃破しているあの牛込一中がAブロック大会では簡単に負けてしまうということを目の当たりにし、ブロック大会で勝ち上がっていくのには相当な練習をこなしていかなければならないのだと痛感致しました。

次の大会は、6月後半に行われる夏季大会です。私学大会を除けばこれが中三にとって最後の公式大会になり、そして牛込一中と試合ができるのもこれが最後の機会になります。残り約3週間しかありませんが、悔いの残らないよう全力で練習に励んでいきます。

(中三 松田)

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