【中学】新宿区春季大会~個人戦~

こんにちは、中学部長の松田です。

今回は前回に引き続き、東京都春季大会新宿区予選の模様をお伝えしていきます。前回は団体戦で見事二位になったことを報告しましたが、今回は個人戦です。冬季大会に続き、またもブロック大会進出できたか注目です。

以下、出場選手のスコアと一部感想です。


〈シングルス〉
永禮:二回戦敗退(ベスト8)
(二回戦目の)相手は揺さぶるのがうまかった。1セット目の前半はなんとか付いていけたのだが、だんだん疲れてきてしまって、最後には完封されてしまった。夏にむけて、もっと体力を付けていきたい。
一回戦 ○21-13、21-6
二回戦 ●12-21,6-21

坂本:初戦敗退
一回戦 •22-24、21-16,18-21

神山:二回戦敗退(ベスト16)
一回戦目は相手が中2なのもあり、自分の流れで進められた。
二回戦目は相手に完全に流れを掴まれた。自分の全てのショットが思うように決まらずラリーをしても相手のペース、何一つよいところなく終わってしまった。
一回戦 ◯21-6,21-6
二回戦 ●9-21,12-21

〈ダブルス〉
纐纈・長野:4位
長野選手の感想:
一回戦目は前回の大会で6位のペアで一度勝利した相手でしたが、前回よりずっとてこずった試合となりました。相手の正面に打ったスマッシュの多くが返され、その返されたレシーブをスマッシュしようとしてミスが多発してしまいました。
スマッシュはもう正面に打っては返されてしまうので、これからは相手と相手の間、またはコースを狙って打ちたいと思います。また連続スマッシュの練習もしていく予定です。

二回戦目の一ゲーム目はだいぶ余裕があったものの、二ゲーム目でだいぶ流れを持っていかれてしまい、またまた苦しい試合となりました。ドライブの様なショットを打ち合い、押されてきたらロングで逃げる、という展開が多く見られ、正直レベルの低いラリーになってしまいました。(この試合から体力のせいか無駄なミスが出てきてしまいました…)
この試合では、ハイバックがしっかり遠くまでは飛ばず、相手がスマッシュを打ちやすい形になってしまったことが反省点だと思います。ただ、前大会で多発したような、ネット前に浮いたバックはなかったので、そこはよかったです。また、この試合では自分が明らかにしてはいけないミスを3,4回してしまいました。ミスを減らすための罰ゲームを加えた練習も必要だと感じました。

三回戦目の相手はよく優勝しているレベルの非常に高い相手で、一ゲーム目は一瞬でやられてしまいましたが、二ゲーム目で流れがこちらに向いた時に波に乗れて、連続得点することができました。結局二ゲーム目も負けてしまいましたが、デュースまで持ち込めたので、一回戦目、二回戦目の反省点を改善すれば次の大会では勝利も夢ではないと思います。

三決の相手は個人的には勝たなくてはならない相手だったと思います。当日戦った個人戦の相手の中では強い方とは言い難いレベルだったのですが、二セット目でいろいろと起こり、三セット目で集中力が切れて完敗してしまいました。次回あたることがあったら確実に勝てるように練習していきます。

今回の試合はブロックの枠が三位までになっていて、惜しくもブロック入りとはなりませんでしたが、今度の最後の夏季大会ではしっかりとブロック大会に出場できるよう練習していきたいと思います。
一回戦 ○21-16,18-21,21-16
二回戦 ○21-10、23-21
準決勝 •11-21,19-21
三位決定戦 •21-16、19-21,10-21

鈴木・馬場:二回戦敗退(ベスト8)
鈴木選手の感想:
今回は約一年半ぶりとなるダブルスでの出場だ。相棒の馬場君と共に優勝を目指した。その上で大きな障壁となってくるのが牛込一中の存在だ。何とかして倒さなければ優勝への道はない。初戦は団体戦と同じく四ツ谷中。スマッシュレシーブが甘かったのでスマッシュばかり打って終わった試合だった。
次の試合で、いきなり牛込一中の団体戦の第1ダブルスと当たった。メンタルが弱く2人の結束が弱いのは事前に調査済みであった。弱い方を狙うことにした。
第1ゲームは主に自分のミスが目立った。ロングサーブの甘さ、フォアバックの持ち替えの遅さ、弱い方が意外と粘ったことなどが重なり落としてしまう。気を取り直して2セット目。積極的に声を出していった。自分たちが得点を決めた時も自分たちがミスしてしまった時も声を出した。すると、相手の精神面が不安定になってきたのか先にマッチポイントを迎える。しかし、ミスが重なり追いつかれてしまう。ここからはデュース。一進一退の攻防戦。風向きはこちらにあった。3回連続でリードするも馬場が空振りを3回程?してしまい、負けてしまった。今思えば、あそこで気が緩んでしまったのではないだろうか。

全ての試合を通して、今回3年生全員に言えることはいくつかあるが、そのうちの一つがスマッシュの遅さだ。合宿でそれなりの成果があったはずだが、それでもまだ牛込一中には敵わなかった。個人個人のショットの精度、動きなどは海城も引けをとっていない。しかし、大きく勝敗を分けたのはやはり、スマッシュであろう。牛込一中のダブルスは、1人が打つ時もう1人が突っ立っている、カバーに入らないなどと多少の穴はあったが、そのままスマッシュ連打で決められてしまうという展開が多く見られた。
だから、これからは全員のスマッシュ強化に力を入れていきたい。
一回戦 ○21-7、21-14
二回戦 •16-21,23-25

齊藤・堀川:二回戦敗退(ベスト16)
一回戦 ○21-16,21-6
二回戦 •16-21,13-21

下西ノ園・松田:二回戦敗退(ベスト16)
松田の感想:
初戦は少し緊張したが、あまり攻め急がずラリーを繋げるつもりで挑んだ。そのおかげで自分たちのプレーが出来たように思う。ただ二戦目は絶対王者と呼ばれる牛込一中のペアで(今大会も優勝した)、少し怖気づいていたと思う。初戦とは打って変わり堂々と自分のプレーが出来なくなった。そしてそのまま相手のペースに飲み込まれていったと思う。技術面だけでなくメンタルについても向上していきたい。
一回戦 ○21-13,21-10
二回戦 •15-21,13-21


今回の個人戦では残念ながら、ブロック進出者は出ませんでした。それぞれ課題や発見などの収穫を得ることが出来たと思うので、今後の部活で一つずつ改善できるように練習メニューを組み立てていきたいです。

また他校ではすでに中二が躍動していました。実際に、シングルスの二位と三位は他校の中二です。海城は中三の層が厚いためどうしても中三優先になってしまい、中二はなかなか経験を積むことが出来ていませんが、部活の中で最大限レベルアップできるよう協力して後輩への指導もきっちり行っていきたいです。

大会になるといつも気になることですが、審判技術も海城はまだまだだと感じています。特に主審が書くスコアシートはまだうろ覚えの人が多いようです。部活の中で時間を取って審判技術を確認する機会を設けていないので、部員全員への指導を徹底させなければと感じています。

以上、春季大会個人戦の報告でした。

次回予告:東京都春季大会Aブロック予選~団体戦~

(中三 松田)

「【中学】新宿区春季大会~個人戦~」への3件のフィードバック

  1. 大会お疲れ様!
    ブロック大会進出者がいないのは残念だね。鈴木・馬場ペアが海城はスマッシュが遅いって言ってたけど、合宿見てて思ったのは体の線が細い子が多い上に素振りで手打ちが多い印象を受けた。
    普段の素振りから背中や腰にしっかり「うっ…!」ってなるくらい力を入れて振る習慣を付けてほしい。あと個人的には自主的に筋トレする子が出てきてくれると嬉しいね。

    1. 返信遅れてすみません。
      アドバイス有難うございます。早速部員に伝えたので、これから身体全体を使ったフォームを意識するようみんなで高めあっていきたいと思います。また今日から中一がバドミントン部に入ってきたので、素振りを教える際にも手打ちにならないフォームをちゃんと指導していくつもりです。
      松田

  2. スマッシュはフォームだと思います。田口の言う通り手打ちではなく全身を使った素振りを心がけましょう。

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