皆さんこんにちは。中学バド部部長の松田です。
今回は前回に引き続き、東京都冬季大会新宿区予選の結果をお伝えしていきます。そして今日は、第二弾!12月18日に牛込一中で開催された個人・シングルスの部をお伝えします。
シングルスではダブルスと異なり、ブロック大会に進めるのはわずか4人です。今回出場した36人がトーナメント方式で、狭き4枠を争います。今大会に限り、ダブルスとの重複出場が可能であるため、ハイレベルな戦いになるだろうと予想されていました。
海城からは、8人が出場しました。大会初出場の3人にも注目です!
初戦に登場したのは、我が海城の小野選手。大会初出場の一人である彼だったが緊張したそぶりを見せず、初戦は序盤から有利な展開で進める。サーブミスも途中あったが、新宿中の一年生を撃破。21-14,21-15のストレート勝ちだった。しかし喜ぶのもつかの間。二戦目の相手はダブルスの部でも優勝した牛込一中の選手だ。この試合、6-21,3-21でなすすべなく敗戦。
次に登場したのは、こちらも大会初出場の坂本選手。試合前に心境を聞いてみると、全く緊張していないという。初戦は牛込一中の選手が相手。残念ながらこの日はドロップが冴えず19-21,16-21で敗戦してしまった。
続いて、大会初出場の神山選手が登場。相手は牛込一中の期待の一年生。第一ゲームはお互い緊張したのか接戦に。だがあと一歩及ばず20-22で落としてしまう。第二ゲームでは相手に流れをつかまれ、16-21で結果ストレート負けを喫してしまった。
海城の4番手は永禮選手。初戦は成城中の選手だったが、この日はスマッシュが面白いようにバシバシと決まり、21-6,21-10のストレートで圧勝。次戦は新宿中の選手で、逆シードからの進出だった。そのためいい勝負ができると思われていたが、予想以上に苦戦してしまう。相手の様々なショットに翻弄されてしまい、無念の敗戦。
続いて海城中のエース、鈴木選手の登場。初戦は新宿中の一年生。余裕で勝てると考えていたが、相手が思いの外粘り強くこちらのミスを誘ってきたため、序盤は連続失点。だがその後立て直し、この試合は制する。二戦目の相手は、ダブルスの部で優勝した牛込一中の選手。残念ながらここで敗退してしまう。
ダブルスの部で4位入賞を果たした長野選手は、初戦の四谷の選手を撃破する。次戦で勝てばベスト8に入れるが、それを拒んだのが牛込一中の選手。第一セットを取られ、第二セットも相手のペース。後半、長野選手が驚異の追い上げを見せる。しかしその反撃はすでに遅く、軍配は相手に上がった。
長野選手のペアの纐纈選手もシングルスの部に参加。同様に初戦は四谷の選手でこちらも撃破。二戦目は牛込一中の一年生。この選手には学年の差を超えたすさまじい能力を見せつけられた。これには、応援に来ていた海城の中一も衝撃を受けたことだろう。いわば今大会のダークホースである。相手に太刀打ちできずここで無念の敗退。
ラストバッターは趙選手。相手は新宿中の選手である。趙選手は長身から繰り出されるスマッシュが持ち味なのだが、ロブを多用してしまい相手の鋭いスマッシュを受けてしまう。自分の長所がなかなか生かせず、ここで敗戦してしまった。
ということで、海城のシングルスは最高が二回戦敗退でした。
今大会も牛込一中の強さに圧倒されてしまいました。まずフットワークの速さが違うと思います。牛込の選手はどんなショットでもほとんど正面に入れており、相手を動かすプレーが出来ていました。しかも中二の選手は僕たちとの試合では一切スマッシュを打ってきませんでした。スマッシュなしで勝つというのはすごいなと思いますし、それだけの実力差があるのだと思い知らされました。
中学バド部一同この敗戦を受け止めて次回は必ずブロック大会に進めるように準備していきたいと思います。
(中二 松田)
次回予告
『東京都冬季大会Aブロック予選~個人・ダブルス~』