皆さんこんにちは。海城中バド部部長の松田です。高校の先輩に倣って、中学バドミントン部も記事を書いていくことにしました。
基本的には中学バドミントン部の大会結果について掲載していこうと考えています。少しでも海城中バド部の情報が共有できれば幸いです。
さて、今回は先日行われた新宿区冬季大会の結果を報告いたします。本大会は個人戦のみが行われる大会で、今年度はダブルスとシングルスが別日程で開催されました。
ということで今日は第一弾!12月11日に新宿中学校で開催されたダブルスの模様をお伝えします。
参加した17組のうち海城からは5組が出場。そのうち海城の2ペアは逆シードという形で、他のペアより1試合多く勝たなければならなかった。本大会で5位までに入るとブロック大会に進出することが出来る。そのためには少なくともベスト8に残る必要があった。
逆シードとなったのは、松田・上野ペアと川口・櫻井ペア。
松田・上野の初戦は牛込第一中学校の1年生。格下相手にこれは負けられないと思う二人だった。だが第一セットは緊張もあってかぎこちないプレーになってしまい、16-21で落としてしまう。気持ちを切り替えた第二セット。ラリーをすれば経験の浅い相手ならミスをしてくれるだろうと読み、21-9で取り返す。第3セットもこちら優勢のまま試合が進む。第二セットの快勝のせいで少し油断してしまいミスも連発したが何とか21-18で奪い、この試合を制する。
2戦目は新宿中学校の二年生ペア。相手の方が上手で、第1セットは10-21で取られてしまう。続く第二セットも、相手に翻弄され最後までこちらは劣勢のまま8-21で敗戦。流れを変えることが出来なかったのが悔やまれる。
続いて川口・櫻井ペア。初戦は新宿中学校。こちらは21-17,21-18でストレート勝ち。しかし第二戦は強豪・牛込一中の二年生。13-21,11-21で敗戦してしまう。実は、相手は今大会の準優勝ペアとなっている。
3組目として登場したのは、堀川・斉藤ペア。こちらも初戦は新宿中学校。21-12,21-15で難なく勝利する。ベスト4を決める2回戦目の相手は本大会優勝候補の牛込一中のペア。くじ運に恵まれず、ストレート負けで敗退してしまう。
我が海城中のエース格である纐纈・長野ペアは5戦目に登場。初戦の新宿中コンビに快勝し、続く二戦目も、牛込一中相手に競り勝ちブロック大会進出を決めた。準決勝の相手は、優勝候補のあの牛込一中コンビ。力量の差を見せつけられここで敗退してしまう。だが、海城勢からは最高のベスト4になった。
最後に登場した馬場・下西ノ園ペアの初戦は新宿中学校。勝てばベスト8という試合を難なく制する。続く二回戦目は、前出の川口・櫻井ペアを破った牛込一中のコンビ。この試合は惜しくも力及ばず敗戦してしまう。
ブロック大会進出をかけた残り一枠を決める5位決定戦には、ベスト8の堀川・斉藤ペアと馬場・下西ノ園ペアが出場。堀川・斉藤ペアの一戦目は牛込一中。序盤からミスを連発し、決定機をものにできず敗戦してしまう。馬場・下西ノ園ペアは新宿中のペアと対戦。互角の勝負でどっちに転ぶかわからない試合展開となったが、ギリギリの勝負を制し、23-21,21-19で勝利。決勝戦は、堀川・斉藤ペアを破った牛込一中のコンビ。こちらも互角の勝負だったが、相手コンビが顧問に見捨てられるというハプニングもあり、流れは海城に。海城応援団の声援も熱を帯び、勢いに乗ったままストレート勝ち。5位決定戦を制し、ブロック大会進出の切符を手に入れた。
ということで、海城からはダブルス二組がブロック大会に進出しました。ただ、3位までを牛込一中に独占されたのは心残りです。また、格上相手に対し無様な試合をしてしまったのも悔やんでいます。何か流れを変える一手は出来なかったのか、もう少し粘ることはできなかったのかと思うと、課題点はいくつも上がってきます。次回の春季大会ではこれらの点を改善し、全員がさらに上位へと進めるように精進していきます。
まずは、ブロック大会進出を決めた纐纈・長野ペアと馬場・下西ノ園ペアに一勝でも多くしてもらえるよう願うばかりです。どうか応援よろしくお願いします!
(中2 松田)
次回予告
『東京都冬季大会新宿区予選~個人・シングルス~』
OBの田口です。
大会お疲れ様でした!
記事を読んで懐かしい気持ちになりました。
私達も中学2年の頃は新宿区で牛込や早稲田といったライバル校に負けて悔しい思いをしました。
ですが、そこから腕立て伏せ腹筋背筋といったフィジカルトレーニングの量を増やしたり、各自部活以外での練習・トレーニングを増やすなどして3年の頃には新宿では敵なしになるくらい成長することができました。
高校受験が無い海城は中学2年から3年までの1年間はライバルに追いつき追い越す絶好機なので、是非とも頑張ってください!