大会前の準備について

11/23の勤労感謝の日に南区の団体戦があるので、これを機に田口のいままでの大会前に心がけていることを書き記すことによって自分自身の事前準備を省みてみようと思います。

1.十分な睡眠をとる

睡眠時間は重要です。田口の将棋での経験則では

睡眠満足田口 vs 睡眠不足田口

は6:4で睡眠満足田口が勝てるみたいです(※1)。バドミントンにおいても普段なら負け越す相手でも相手が睡眠不足でこちらが睡眠十分ならば互角以上に渡り合えるチャンスは高まるでしょう。

では何時間寝るべきか。

田口は7時間以上の睡眠をとるべきだと考えています。というのも6時間睡眠を2週間続けた人のパフォーマンスは7時間以上睡眠をとっていた人が丸二日徹夜した後と同程度のパフォーマンスになるという科学的なデータが出ています(※2)。大抵大会の日には7時前後に起きることが多いと思うので日付が変わる前に寝ることを心がけたほうが良さそうです。

また大会前日にちゃんと日付が変わる前に寝付けられるように普段寝るのが遅い場合は徐々に早寝に生活習慣を改善していくのが良いと思います。田口の場合は1週間前から早寝を意識した生活にシフトしています。

2.大会の前日にプロの試合を見る

経験的な話ですが、前日に見るのが一番効果があるんじゃないかと思います。プロの試合を見ることによって気分の高揚だけでなく、動きや配球面での確認作業が行えるのが良いと思っています。特にミックスダブルスはアマチュアとプロで配球のレベルに大きな差があるので前日に「こういう緩急の使い方があるのか」という発見があると試合でも良い影響をもたらしてくれることが多かったです。

ただプロのような動きをしよう、と思って張り切ると空回りしてミスが増えるので、配球であったりミスの咎め方だったりといった細かい技術を参考にする程度にとどめておいた方が良いと考えています。

3.カーボローディングについて

まずカーボローディングとは特定の1日に普段以上のエネルギーを体に蓄えさせるために、その日の1週間前から3日前くらいまで炭水化物を一気に減らし、大会直前の3日間は炭水化物の割合(←重要)を増やす、というものです。

これを高校のときから田口は何度も試そうとしては失敗してきました。なので田口は最近ではカーボローディングは行っていません。理由は何と言っても難しいことです。炭水化物の割合を増やそうとしてうっかり食べる量を増やしてしまい無駄に太っただけに終わったり、大会直前の3日間に摂る炭水化物の種類もちゃんと選ばなくてはならなかったりと実践するためのハードルが高く、なかなか効果を実感するチャンスがありませんでした。

むしろ田口は最近ではアンチ炭水化物論者になっているので、大会のためにその直前1週間食事を変えるということはしないことにしました。とはいえ、正しく行えば有力な手段だと思うので、挑戦する価値はあると思います。

4.こまめに運動する

大会で凄く運動するからそれまで運動せず休んでおこう、と思うと大会当日思うように体が動いてくれません。前回の赤羽オープン団体戦の前は就業時間中に座りっぱなしにならないよう、こまめに立って動的ストレッチを行ったり、帰宅後には週2回40分程度のジョギングを行いました。その結果、大会では普段以上のパフォーマンスが出せている感覚を得られました。

「1時間座りっぱなしだと寿命が22分縮む」という話もあるくらい座りっぱなしというのは健康に良くないらしいので、大会前はより一層普段からの運動を心がけましょう。

 

以上が田口が普段から行っている大会前の準備です。睡眠時間を十分とることや、普段からこまめに運動する、というのは大会前のみならず日常生活でするべきことなので、より健康的な生活習慣の人に勝利の女神は微笑んでくれると思います。

それでは団体戦も頑張ります!

※1 将棋倶楽部24での簡易イロレーティングの推移を見る限り、どうやら睡眠時間の違いでレーティングが100くらい違うんじゃないかという田口の経験的な知見から

※2 ジェフ・ウィルザー「THE HEALTH 科学でわかった正しい健康法」より

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください