こんにちは。高校バドミントン部部長の堀越です。
今回は、8月中旬に行われた新人戦Ⅰ部大会(個人・ダブルス)について、結果を報告させていただきます。
この大会は、1校当たりの出場制限数がなかったため、本来のダブルスの人だけではなく、希望したシングルスの人も参加し、ペアを組む形となりました。
出場エントリーは5組(10人)が行いましたが、そのうち1組が体調不良で棄権することとなり、実際に出場したのは4組となりました。
以下、出場選手の結果及び感想です。
上林・堀内ペア:3回戦敗退
・1回戦:vs大泉桜高校
○海城2-0大泉桜● | ||
2 | 21-5 | 0 |
21-7 | ||
– |
・2回戦:vs調布北高校
○海城2-0調布北● | ||
2 | 21-7 | 0 |
21-10 | ||
– |
・3回戦:vs豊南高校
●海城0-2豊南○ | ||
0 | 9-21 | 2 |
7-21 | ||
– |
感想
上林:
第一試合
到着してから試合がコールされるまでに時間が短くなってしまったので、少し慌ててしまった。しかし相手は経験が浅かったので、落ち着いて勝つことができた。
第二試合
相手はスマッシュが強かったので、できるだけ、前後に振ったり、左右の空いているところを狙うことができた。自分達がしたいことを比較的できたので、次の?試合に向けての万全の状態に持っていくことが出来た。
第三試合
第二試合が終わった後に対戦相手の試合を見ることができたので、対策を立てることができた。相手はスマッシュを使っての攻撃がうまかったので、いかに相手が打ちづらい体勢にさせるかが重要であった。
○良かった点
相手にスマッシュをあまり打たせなかったところ。
粘って相手にミスをさせることができたところ。
○悪かった点
サーブ、レシーブから崩すことをうまくできなかったところ。
左右のアウトが続いた後にそのまま立て直せず、奥へのショットもアウトになってしまうことが増えてしまったところ。
なによりも試合の途中から、少し油断してしまい、点数を連取されてしまうことがあったので、心身ともに強くならなければならないと、強く思わされた。
しかし、この試合はとても楽しかったので、この試合を糧に今後の練習に励みたい。
堀内:一、二回戦を通して攻撃時のショットのミスが多かった。初球から決めに行こうとすると力が入りすぎてしまったため、ローテーションや球速よりも角度や弾道を意識したショットで相手を崩してから決めに行くような攻撃ができるようにならなければいけないと感じた。相手の二回戦の試合を見た上で、相手のスマッシュを脅威に感じたため、特に三球目までは安易にロブを上げずに上からシャトルを触ることを意識した。またこれに加えて自分たちはスマッシュなどのレシーブを得意としていたため、5,6点目まではリードすることができた。
しかしその後相手は初球から攻めに行かずにクリアなどを使ってこちらの体勢を崩してから決めに来るようになった。ここで完全に基礎的なショットの精度の差を実感した。きついコースに打たれると返球が甘くなり、さらに焦ってロブやドライブのミスを連発した。
今回の試合できつい体勢でも狙ったところに正確に打てるように自分に厳しく練習する必要があると痛感した。
関根・劉ペア:1回戦敗退
・1回戦:vs目黒高校
●海城0-2目黒○ | ||
0 | 16-21 | 2 |
14-21 | ||
– |
感想
関根:今回の試合では試合で勝つことはできなかった。試合の準備不足がそのまま負けにつながってしまった。
しかし、この結果は予期していたものであり普段のシングルスの練習を優先したことによるものである。ダブルスを楽しんでできたことは良かったと思う。
しかしながら、この試合はダブルスでありペアに迷惑をかけた事も事実。申し訳ないと思っている。
これからの部活でもやるべき事をしっかりこなしていきたいと思う。
劉:今回の大会の反省点は相手に流れを持っていかれたとき、流れを切れず、また自分たちが連続得点出来なかった点です。もっと守りの体制の時クロスにうったりしたり、ドリブンクリアを使ったりすれば良かったです。逆にサーブ周りは安定した気がします。特にレシーブは上手くできました。
青田・吉尾ペア:3回戦敗退
・1回戦:vs杉並総合高校
○海城2-1杉並総合● | ||
2 | 21-? | 1 |
?-21 | ||
21-? |
・2回戦:vs小平西高校
○海城2-0小平西● | ||
2 | 21-? | 0 |
21-? | ||
– |
・3回戦:vs墨田川高校
●海城0-2目黒○ | ||
0 | ?-21 | 2 |
?-21 | ||
– |
感想
青田:
【一回戦目】vs杉並総合 2-1
最初は動きが固かったが、1セット目4-4でスマッシュが決まってからはよく動けた。2セット目で相手が3球目をロブからヘアピンに変えた所から崩されたが、3セット目無事取り返せた。
【二回戦目】vs小平西 2-0
良く動けた。反省点としては、ローテーションが上手くいかずぶつかりそうになったり、空いたところに落とされるポイントが数回あったこと。
【三回戦目】vs隅田川 0-2
相手のドライブ、スマッシュが強烈だった。落とされることが多くてなかなかこちらは決めきれず焦った。無理にスマッシュを打ってミスをすることが多く、思い返せばラリーを続けることを念頭においた方が良かった。それに関連するが、奥からのドライブは確実に入れられるようになるべきだろう。
悔しかった点は試合終盤で2回、ロングサーブで点を取られたことだ。対応が苦手だと悟られていた節がある。
吉尾:1試合目、緊張が抜けずミスしないようにを心がけてて甘い返球になっていたが相手も緊張していたのかミスが多く返球できれば点が取れるような感じだった。2セット目は前後の対応ができずに点が取られていったがちょうど良く緊張がほぐせた。3セット目で自分の思うようなコースに返すことができて勝つことができた。
2試合目、この日を通してだがサーバの調子が良くロングサーブの判断やラインギリギリに狙えたので前半サーブで点数を重ねられた。返球などでもその調子のまま精度良く返せていたので勝つことができた。途中で試合中の意思疎通ができておらずぶつかることやどっちも取らないということが起きていたことが反省点。
3試合目、声出しを増やしどっちが対応するかなどで迷うことは無かった。しかし、最初に連続で点を取られてしまいそのまま1セット目を落としてしまった。2セット目では追い越して追い越されてを繰り返し後半でロングサーブを2本連続で対応できずに取られてしまい21-18で負けた。試合中のラリーでは前に落ちてきた球にヘアピンで対応しようとしすぎて相手に読まれやすくなっていた。ロブ等を混ぜて前後に動かしてラリーを続けるべきだった。
安部・伊藤(大)ペア:2回戦敗退
・1回戦:相手の棄権により不戦勝
・2回戦:vs町田工業高校
●海城0-2町田工業○ | ||
0 | 8-21 | 2 |
14-21 | ||
– |
感想
安部:序盤から中盤にかけての動き の悪さ、2つのセットとも最初で離されすぎて、最後の巻き返しが出来なかった。
結果は惨敗だったが、かなり多くのことを得られた。相手はショットの完成度が高く、緊張で浮き足立ったところを最初のセットを取られるまでは対策出来なかった。2セット目はそこそこ取り返せたが、1セット目と比べて自分たちのミスによる失点が多くなった気がした。今回特に感じたのがヘアピンのミスだった。自分が後ろから中盤に落ちたショットをヘアピンで取ろうとして、上がったりネットにかかってしまうミスが多かった。全体的にフットワークよりも精度が悪かったので、1からショットをやり直したい。また、日々の練習で、緊張感を出せるようにしたい。
伊藤:今回の試合で感じたのは、サーブや一つ一つのショットの精度が悪く、相手を上手く崩せているのにショットがアウトになってしまったりしていたことだ。そのため一つ一つのショットを見直したい。また、ロングサーブに対する対応が毎回遅れてしまったので、腰を下ろすことや、サーブレシーブの時の立ち位置の見直しをしたい。自分のサーブについては、ローグサーブを上手く採り入れて、相手にあげさせるサーブというものを意識して練習していきたい。
長谷川・堀越ペア:棄権
→堀越の体調不良により棄権
・堀越:今回の大会はペアの長谷川が特にやる気をもって取り組んでいて、自分も結果を出すために練習をしてきたが、自分の体調不良という形でその気持ちを試合にぶつけることができなかったのは自分も悔しいし、何よりも長谷川に申し訳ないと感じた。次回以降、このような思いはしたくないので、大会前の体調管理という面も普段以上に気を付けなければならないと反省している。
今大会は以上のような結果となりました。現高2の代となってからは始めて都大会での勝利を挙げることができ、部長としてはほっとした気持ちもありますが、他校との実力差や自らの課題等を大いに実感した人も多いと思うのでその気持ちを練習で生かして次回以降の大会では今回以上の良い結果が出せるように日々頑張っていこうと思います。
(文責:高2堀越)
おつかれさま!
今年はちゃんと大会が行われているようでよかったです。
具体的な課題を挙げる人が多いのは部として良い傾向なのかなと思います。今後もさらなる成長に期待します!
(平成19年卒 田口)